SSブログ

H-ⅡA F24撮影準備その4 ローパス清掃 [ガジェット]

名称未設定-1.jpg 
 
 
その4 -ローパス清掃-
 
少し前にGX200というカメラをセンサークリーニングに出した記事を書きました。 
今回はそれのNikon版です。
 
僕がいつも使っているD7000というカメラ、購入からかれこれ3年は経ちますが一度もローパス清掃していないので付着したゴミが気になってきました。(ローパスとは映像センサの前にあるローパスフィルタの事。レンズ交換をする度にどうしてもここにゴミが付着してしまう。) 
 
昨年撮影した打ち上げの写真にも写っています。
DSC_4938.jpg
 
 
最近特にゴミが増えてきて、確認してみたら凄いことになってました...
DSC_1727.1.jpg 
(グレーの背景で、絞りを一番絞ってゴミが写り易い条件で撮影) 
 
また、ファインダから見える視界にもゴミが写るようになり、こりゃイカンということで種子島に行く前にNikonのサポート窓口に持っていきました。一眼レフのローパス清掃は自分でもできるのですが、初めてで自信が無かったのでプロにお願いしました。
 
Nikonのサポート窓口は仙台、札幌、銀座、新宿、名古屋、大阪、福岡と全国各地にありますし、もちろん郵送でのローパス清掃も受け付けています。
 
今回行ったのはニコンプラザ新宿
2014-05-21-14.39.52.jpg
新宿駅の目の前かつ28階という素晴らしい立地。
この日は雨でしたが、地下を通ると濡れずに行けるので便利です。 
 
フロア内は撮影禁止でしたが、開放的で綺麗な場所でした。
 
水曜日の15時頃に行ったところローパス清掃は約60分待ち。さらにファインダ清掃もお願いしたので+60分の計2時間待ちと言われ、後で取りに行くことにしました。 
 
 
 
料金
ローパス清掃      ¥1,028
ファインダ清掃      ¥514
-----------------------
合計                ¥1,542
 

プロが清掃してくれることを考えれば高くはないと思います。
ただ、ゴミが付くたびに持っていくのは面倒なので次回からは自分で掃除してみようかなと。
 
 
 
清掃後のチェック 
DSC_1746.JPG 
あれだけあったゴミがきれいに無くなっていました。
これで種子島でのロケットの撮影準備OK! 
 
帰り際にエレベータホールから新宿の街をパシャリ 
DSC_1732.JPG 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

H-ⅡA F24撮影準備その3 マウントアダプタ [ガジェット]

タイトル.jpg  
 
その2 -マウントアダプタ-

さて、準備その1では星空撮影のためのソフトフィルタを紹介しました。 
その3はマウントアダプタです。
 

マウントアダプタとは?
マウントアダプタとは異なる規格のレンズとカメラを装着するためのものです。
カメラとレンズを接合させる"マウント"には様々な規格があり、メーカー毎に異なる規格を採用しています。
例えば
NikonはFマウント(口径44mm、フランジバック46.5mm)
CanonはEFマウント(口径54mm、フランジバック44mm)
SONYはEマウント(口径58.9mm、フランジバック18mm)
PENTAXはKマウント(口径45mm、フランジバック45mm)
といった感じで本当にバラバラ、Fマウント用のレンズはFマウントのカメラにしか使えないのが基本です。
でも、異なるマウント間でレンズやカメラが使いまわせたら便利ですよね?そこで出てくるのがマウントアダプタなのです。

 
購入 
先日購入したSONYのNEX-5Tで手持ちのNikon Fマウント用レンズを使うためのアダプタを購入しました。
 
購入したのは

ニコン Nikon F マウント (Gレンズ) -ソニー Sony NEX E シリーズ(NEX-5/NEX-3)カメラボディ対応 レンズマウントアダプター 三脚座つき Nikon(G)-NEX 

購入先はamazon、販売元はハピネス・エクスペレスという会社で、
価格は本体¥2,199、送料が¥688の計¥2,887でした。

基本的にマウントアダプタには純正品というものが存在しないので、さまざまなメーカーがピンからキリまでの価格で作って販売しています。
このサイトにまとめがありますが、EマウントからFマウントのアダプターは高いものは¥30,000円、安いものは¥6,000。さらにamazonで探してみたら同じ(に見える)商品が¥3,000で見つかり、「マウントアダプタはレンズがあるわけでもないし、安いのも高いのも大して変わらんだろう」と考え一番安いものを買ってみました。
 
 
開封&外観
届いたのがこちら。
なんかメッチャ中国語w
DSC_0580.jpg
発送メールにお届け予定日が2~3週間くらい先と書いてあり、随分遅いなと思ったら中国から発送されたようです。

袋の中には箱と「購入してくれてありがとう」的なことが書かれたメッセージカード。
DSC_0585.jpg 

こちらが肝心ののマウントアダプタ。
DSC_0587.jpg
Nikon(G)-NEXの文字
Nikon(G)とはNikonのGタイプレンズのこと。Gタイプレンズとは手動でなく自動で絞りが開閉するレンズのことで、最近のレンズはほとんどコレになってます。NEXはSONYのEマウントの事ですね。

三脚用のネジ穴が着いているのと無いのがあったので、着いている方を買いました。DSC_0588.jpg 
ちょっと華奢な感じ

Nikon Fマウント側
DSC_1694.jpg 
ちゃんと金属で作られており、値段の割に質感は高め。

SONY Eマウント側
DSC_1698.jpg 
本体と一体にで作られていますがこちらも金属製。
取り付け位置を示す目印もズレることなく書かれています。
 
 
 
装着 
試しにNEX-5TにNikon 35mm F1.8のレンズを付けるとこんな感じ。
DSC_1701.jpg
DSC_1703.jpg 
問題なく装着することができました。

ただし注意点が。
マウントアダプタを使用する場合、AF(オートフォーカス)が使えなくなります。
最近のレンズは殆どカメラ内にフォーカス用モーターが入っており、カメラ本体からの電源供給で駆動します。しかし、マウントが異なれば電子接点の数や位置が異なるため、カメラとレンズが通信できなくなってしまうからです。
なのでマウントアダプタを装着しての撮影は手動でピントを合わせるMF(マニュアルフォーカス)撮影となります。
また、絞りも手動になります。

MFだとピントが合ってるかどうかの判断が難しいですが、NEX-5にはピーキングという機能があり、ピントが合っている部分をハイライトしてくれるので多少は使いやすいです。

NEXというかSONYのEマウントはフランジバックが短く、さまざまなマウントのレンズを付けることができるのでライカのレンズを付けたり、昔のマニュアルレンズを付けて撮影を楽しんでいる人が多いようですね。マウントアダプタも豊富に存在しています。
このようにいろいろなレンズを付け替えて楽しめるのがレンズ交換式カメラの醍醐味でもありますね。

例えば大口径のレンズを付けたり。
DSC_1704.jpg 
SIGMA 10-20mm F4-5.6
 
長いレンズを付けたり。
DSC_1706.jpg
DSC_1708.jpg 
TAMRON 18-270 F3.5-6.3 + kenkoテレコンバータ×1.4

NEX-5Tは画面が180°持ち上がるので、種子島では広角レンズを付けて天頂の星の撮影をしたり。サブ機としてロケットの打ち上げの撮影に使いたいと思います!


最後に
※注意※
マウントアダプタの利用はメーカーが保障していない使い方です。そのためレンズとカメラの相性が合わなかったり、不具合の発生、故障の原因となる恐れがあります。その点を十分に理解し、あくまで自己責任で楽しく使いましょう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

H-ⅡA F24撮影準備その2 赤シート [ガジェット]

名称未設定-1.jpg 
 
 
 
その2 -赤シート-

さて、準備その1では星空撮影のためのソフトフィルタを紹介しました。
今回は星空撮影の時に便利な赤シートです。
 
 
みなさんご存じかとは思いますが、星空撮影中や天体観測中の明るい光はご法度。
時間をかけて暗闇に慣らした目が一瞬で元に戻ってしまうからです。
 
しかし、天体観測中ずっとスマホが使えないのは不便ですよね? 
そこでこの赤シートが役に立ちます。
スマホの上に赤いシートを被せば、いい感じに減光されてるのではないか?と考えて作りました。
(懐中電灯に赤いシートを被せるのと同じ原理。ヒトの目は赤緑青の光の三原色の中で赤に対する感度が最も弱いという特性を利用したもの。)
 

用意するもの
1.赤いマジック
2.液晶保護フィルム(100円均一とか安いもので可)
 
DSC_0668_01.jpg 

まず保護フィルムをスマホの液晶サイズより少し大きめにカットします。
DSC_0671.jpg
剥がす時のことを考えると液晶部より大きく、端末より小さいサイズにしておくと便利。
なのでiPhone用とか端末専用サイズのものがあっても、上下とか少しカットしましょう。 
 
次に赤いマジックでフィルムを赤く塗ります。
(フィルムの表裏に注意)
DSC_0672_01.jpg
 
マジックが乾いたら完成!
超簡単! 
DSC_0715.jpg
再利用できるよう、フィルムの剥離シートを捨てないように!
綺麗なビニール袋とかでも代用できると思いますが。 
 
もともとが保護フィルムなので、もちろんタッチ操作が可能
DSC_0717.jpgただ、指の滑り具合が最悪...
触るたびに皮脂がべっとりくっつくので油が足りないのかと思い、軽くハンドクリームを塗ったらだいぶマシになりました。
 
 
 
防眩効果
スマホの輝度を最大にして同じ露出条件で撮影したものを並べました。
DSC_0720.jpg
結果、
暗闇では眩しく感じる白っぽい画面でも、かなり眩しさを軽減できました。
 
 
因みに参考書とか問題集についてる赤シートもタッチ対応だったりします。しかし、画面にピッタリくっつけてしっかりと固定しないと使い勝手が悪そうなので保護シートを使って作ってみました。
 
また僕の場合、スマホにはもともとガラス製の保護フィルムが貼ってあるので簡単には剥がれませんが、普通の保護フィルムを張っている場合は赤シートフィルムを剥がす際に一緒に剥がさないよう注意して下さい。 
元々の保護フィルムより一回り小さいサイズで赤シートを作り、赤シートの端をセロハンテープでくっつけると剥がしやすいと思います。 
 
 
 
 
 
おまけ1
ガラス保護フィルム云々の前に、僕の使ってるXperia Zには画面の下にマイクのくぼみがあります。
 DSC_0716.jpg
普段はゴミが溜まり易くやっかいなくぼみですが、ここに少し被るように赤シートを貼ると、外す時に引っ掛かりとなりとても便利!

開発者はきっとこんな用法を仮定してこのデザインにしたんですね、凄い!(違
 
 
 
おまけ2
天体観測にオススメな星座早見アプリ。
300円程度の有料アプリですが見やすく使いやすく多機能でオススメ。
星座はオリオン座しか見つけられない僕でも、楽しく天体観測することができます。
地球上の任意の地点の任意の時刻の星空を見ることはもちろん、彗星や人工衛星の位置も確認できます。 
 
また、画面が赤いモノクロになる夜間モードという機能があり、これを使うとソフト的に赤シートと同じ防眩効果を得ることができます。
(念のため。夜間モードが適応されるのはあくまでStalWalkのアプリ内だけです。)
 
また、androidユーザーの方は
というアプリもオススメ。
ソフト的に画面の明るさを暗くするアプリです。
画面の黒い部分はそのままに、白い部分が暗くなるのでバックライトの調光下限以上に物理的に画面を暗くすることができます。
StarWarkと違い、このアプリの効果はハード調光のように端末の画面に直接反映されます。
 
 

 
その1に続き星空撮影アイテムを紹介していますが、打ち上げ日は梅雨入りするかどうかギリギリの時期なので満点の星空を望めるか怪しいところ... 
 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。