SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO を買いました。 [カメラ]
SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACROというレンズを買いました。
購入先は新宿のビックロ。
先日初めて行ったのですが、カメラコーナーが思いの他広く、フィルターなどアクセサリも豊富だったのでこちらで買うことにしました。
価格は¥40,800+ポイント10%
価格.comでの最安値が¥35,000程でだいたい同じなので、特に値切らず定価?で購入しました。
開封
このレンズはSIGMAの最近の世代のレンズです。
以前のものに比べてシンプルでスタイリッシュなパッケージになりましたね。
参考までに、2004年に発売されたレンズの箱↓
"EX"とはexcellentの頭文字で、SIGMAの特に光学的に優れたレンズに付けられていた符号です。
Canonでいう"L"みたいな感じでしょうか
最近は戦略が変わり、良いもののみ(従来で言うEXレンズ)しか作らないという方針になったため、現在のレンズからは"EX"の符号が外されています。
話が逸れました、
また、このレンズはNikonのD5300で使用すると手ブレ補正が上手く働かない問題がありましたが、僕が購入したレンズは改善された最新ファームウェア導入済の"D5300 compatible"シールが貼ってありました。
現在市場に出回っているものは大半が対応済製品だと思いますが、D5300で使うという方は注意して下さい。
対応前のレンズでもサービスセンターに持っていくとファームウェアのアップデートをしてもらえるようですが。
また、D7100でも画面が消えない不具合が出る場合があるとか。
僕の買った個体はD7000で問題なく使えました。
それからこのレンズはNikonマウント、Canonマウント、SIGMAマウント、SONYマウント、PENTAXマウントの5種類があります。
箱は一緒で区別は小さなシールなので気を付けましょう(ビックロの店員さんが隣にあったCanonマウントのを棚から取り出してきました。すぐに店員さんが気が付きましたが笑)
この辺は純正メーカーのレンズでないので仕方ないですね。
開封の続き。
箱は上から開くタイプ
フタを開けると取説などの紙類があり、その下に紙製のレンズがあります。
固定具は発泡やプラスチックでなく紙製。
レンズとフードは別々の袋に入っています。
ケースやポーチは付属していないようです。
付けっぱなしレンズにする予定ですが、少し残念。
外観
でーん
新しい世代なので筐体表面はマットでさらさらとした黒い樹脂になっています。
手前の部分は金属っぽい質感となっていて光の反射具合が高級感を醸し出しています。
このレンズはContemporary路線のレンズなので"C"のマークがレンズに刻印されています。
スイッチとか
フォーカスはAF/MF、FMF(フルタイムマニュアルフォーカス )はありません。
OSとは手ブレ防止(Optical Stabilizer)のことで、NikonでいうVR(Vibration Reduction)のこと
CanonではIS(Image Stabilizer) でしたっけ?
ややこしいけど商標とかで変えざるを得ないんですかね...
また、ズームレンズの回転方向はNikonと逆方向なので注意が必要。
まぁ、僕Nikonのズームレンズ持ってないんですけどね...
それから見逃せないのがスイッチの隣(上)にある
小さく「MADE IN JAPAN」の文字が
レンズの前玉の外周にも彫り込んであります。
殆どのレンズ・カメラメーカが工場を海外に移している中、SIGMAは頑なに国内生産にこだわり続けています。
でも、いつも使っているカメラ(Nikon D7000)は台湾製で、Nikonのレンズも基本的に中国製なので、僕自身「MADE IN JAPAN」に特にこだわりはないのです。
ただ、国内生産にも関わらず純正(Nikon)よりもリーズナブルで、十分に映りが良いレンズを多く作っているSIGMAは純粋に素晴らしいと思います。
フードをつけるとこんな感じ
広角側が17mmと広いのでフードは浅目。
でも、フィルター径が72mmもあるのでなかなかの迫力。
今回買ったSIGMA 17-70mm F2.8-4(右)と
今まで常用レンズとして使っていたTAMRON 18-270mm F3.5-6.3(右)を比較してみました。
重さはSIGMA:465g(左)、TAMRON:450g(右)
TAMRONのレンズが常用レンズとしては大きかったので少しコンパクトになり、持ち運びやすくなりました。
(ちょっと重くなったケド)
こうして並べてみるとデザインが全然違いますね。 TAMRON(右)の方は3年以上使っているので若干テカってます。
D7000にくっつけてみるとこんな感じ
レンズを一番短くした状態
レンズを一番長くした状態
ズーム倍率が約4倍なのでそんなに長くはなりません。
SIGMAのキャップ(左)はNikonのキャップ(右)と比べると分かりますが、角の面取りがされてません。
新しい世代になってキャップも大きく変わりましたが、やはり好みでなかったので、使い慣れたNikonのキャップを急きょ購入しました。
旅先のビックカメラにて購入
慣れの影響が大きいと思いますが、TAMRON、SIGMA、Nikonの中ではNikonのレンズキャップが圧倒的に使いやすいと思います。
裏側の見た目は普通なのですが、装着のし易さが全然違います。
また持ちやすく、斜めに装着してしまうことが全くありません。
なので手持ちのレンズは全てNikonのレンズキャップに替えて使っています。
またストラップにhufaというキャップホルダを付けているのですが、Nikonのキャップとの相性が抜群で、撮影時のキャップ関係のストレスが激減しました。
ストラップに着けるクリップのようなもので、キャップのサイズに関わらず簡単にキャップの着脱はできます。
hufa ↓
hufaはとてもオススメ。
amazonで2年くらい前に購入しましたが、最近だと家電量販店やキタムラなんかでも取り扱っているようですね。
キャップ紛失に大変効果的で900円くらいなので、検討してみてはいかがですか?
フィルタ径77mmの大きなキャップもはさめます。
はさむ力が強いので、キャップに擦りキズはつきますが。
まとめ
また話が逸れてしまいました...
レンズの性能に関してはとても満足しています。
良い点
・広角が少し広い(17mm)
今まで使っていたのが18-280mmだったので、比較して。
・明るい(開放F2.8)
今まで使っていたのが開放F3.5なので、比較して。
・寄れる
最大倍率1:2.8で、最短焦点距離が22cmなので結構寄れます。
・質感が高い
モノクロなデザイン、ラバーと樹脂のマットな表面。
・静か
AFの音もそうですが、手ブレ補正の音がとても静か。ほとんどど聞こえません。
(TAMRONのレンズはサーという音がしていたので)
悪い点
・ズームリングの回転方向
2週間くらいつけっぱなしにしてたらだいぶ慣れました。
・フィルタ径が大きい(72mm)
フィルタ代が高くつきます。
また、このレンズを買う前に同じような製品としてSIGMAから17-50mm F2.8というレンズがあり、結構迷いました。
ズームしてもF値が変わらないのはなかなか魅力で、しかも少し古いので値段も手ごろ(約3万円)なのです。
でも、新しい世代のSIGMAのレンズの外装の格好良さと、なんちゃってマクロ、70mmまで寄れるという使い易さに魅かれてこちらを選びました。
レンズの性能でなく、レンズの見た目で選ぶ人はあんまりいないかもしれませんね笑
肝心の画質に関してですが、素人なのでよく分かりません。
像の歪み、周辺光量落ちはズーム全域においてバランスのとれた設計になっていると思います。
開放がF2.8と明るいので、一応1段か2段ほど絞って使っています。
作品例というほどでもないですが、このレンズを付けて先日関西旅行に行ってきたので、写真をflickrにアップしました。
真ん中あたりにある大阪で通天閣を撮った写真と、一番最後に飛行機の中から撮影した写真以外は全てこのレンズで撮影しているので宜しければご覧ください。
(因みに通天閣はNikonの35mm F1.8、機内からのはSIGMA 10-20mm F4-5.6で撮影しています。 )
以上でレンズのレビューは終わり。
そのうちこのレンズ用に買ったフィルターの記事を書くかも書かないかも。
増税前にミラーレス一眼か魚眼レンズ買いたいなー
コメント 0