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KindlePWを買ってみた(電子ペーパー編) [ガジェット]

電子ペーパー.jpg 
続いては電子ペーパー編

電子ペーパーの説明は以前の記事(電子書籍が欲しい)で書きましたね?今回は実物を見ていきましょう。
 
 
   映り込み 
 
KindpePWの電子ペーパーの表面は非光沢となっています。電子ペーパーは液晶と違ってモアレや粒粒感が出にくいので、その辺で売っているアンチグレアタイプの保護フィルムより若干粒度の大きなものになっています。おかげで、映り込みの軽減効果は大きいです。
光沢ガラス(Xperia Z)と並べて、蛍光灯を写りこませてみました。
DSC_8570.JPG
KindlePWは上手く光が拡散されており、白い部分もなんとか文字を読むことができます。
Xperiaの方は、映り込みの面積こそ小さいものの、白い部分は全く文字が見えません。 
 
 
   ライト 
 
KindlePWは、フロントライトを搭載しています。
フロントライトについては2012年モデルのHPに説明図があります↓
feature-lighttech._V402035937_.jpg 


2012年モデルは明るさにムラがあったようですが、2013年モデルでは改善されているらしいです。
またまたXperia Z(左)と比べてみました。
DSC_8574.JPG
※見やすくするために画像のコントラストを高めています。
四隅と下のあたりにムラがありますが、通常使用では十分に許容範囲内だと思います。
どちらかというと、前のページで表示していた文字の跡の方が気になる...
XperiaZもそこそこムラがありますね。 
 
フロントライトの明るさは1~24の24段階で変更可能です。
DSC_8655.jpg
最も弱くしても完全に消える訳ではありませんが、真っ暗闇でかろうじて光っていることが認識できる程度です。
5/24くらいまで上げると何とか文字が読める程度の明るさになります。
自分が読める限界まで暗くすれば、消灯後の深夜バス、飛行機の中でもまず迷惑になることはないでしょう。
 

   文字 

フォントは明朝体・筑紫明朝体・ゴシック体の3種類から選択でき、文字サイズは8段階となっています。どのフォントもkindlePWで綺麗に表示されるように調整されており、アンチエイリアス処理(詳しくはWikipedia参照)されているので、最小サイズでも離れてみれば問題なく読むことができます。
 
※全て行間・余白は最小にしてあります。
 
明朝体
明朝.jpg
見慣れた明朝体、読みやすく、小説らしい。 
 
筑紫明朝体
筑紫明朝.jpg
明朝体とほぼ同じに見えますが、全体的に丸っこいのが特徴? 
 
ゴシック体
DSC_8636.jpg
3つの中で一番視認性が高い。ただ、あまり小説らしくない... 

文字サイズ1/8
1.jpg
17行×44文字。
 
文字サイズ3/8
3.jpg
14行×36文字。 
 
文字サイズ5/8
5.jpg
12行×31文字。 
 
文字サイズ8/8
8.jpg
4行×10文字
 

   拡大画像 

※文字は僕が読むときに設定している文字サイズ2/8、明朝体です。
吾輩 
kindle 吾輩.jpg
獰悪
kindle 獰悪.jpg 
ドットっぽいものがかろうじて見えます。
拡大すると荒く見えますが、普通に手で持って見る距離ではルビも含めて問題なく読めます。 

ルビの濁点は拡大するとかなり厳しいですが、離れてみると普通に読めます。試しにこのブログを読んでいる画面を遠くにして見てみて下さい。

KindlePWは6インチ1024×758pxの212dpiですが、参考までに5インチで1920×1080px、441dpiのXperia Zで文字の見た目を同じ大きさに設定して表示させるとこんな感じ。
吾輩 
xperia 吾輩.jpg
 
KindlePWと比べると倍以上の画素密度なので文字の再現度は圧倒的に高いです。コントラストも高いので文字がはっきりとしていますね。
上の拡大画像がどのくらいの倍率なのか、参考までに同じ倍率で定規を撮影してみました。 
 
大きさ.jpg 
画像の右から左が約7mm程の大きさです。 
 
二つを比べるとどちらが綺麗かは一目瞭然。しかし、液晶には決定的な欠点があります。それは屋外での意味にくさ。


   屋外での視認性 
 
KindlePW
DSC_8629.JPG 
 
Xperia Z(光沢性のガラスシートが張ってあります)
DSC_8633.JPG 
差は一目瞭然ですね。Xperia Zの方は画面が消えているように見えますが、輝度を最大にしてKindleアプリを表示させています。
日陰に置いて比べるとこんな感じ
DSC_8628.JPG
電子ペーパ恐るべし。 

動画も撮ってみました。
xperiaZ(光沢代表)、割れiPod touth(非光沢代表)、kindlePW(電子ペーパ代表)
の3つを比べています。
 
 
   おまけ 
 
ページ送りの動画をとってみました。
ページ送りの様子をハイスピードカメラで撮ってみました。
 
KindlePWのタッチパネルはスマホと同じ静電容量式です。結構感度が良いので、電源を入れたままポッケに入れておくとタッチされていることもありますが、使用時は快適に反応してくれます。
ジップロックに入れても問題なくタッチを認識してくれたのでお風呂で読書をする人にもオススメです。 
 
 
   まとめ 
 
初めて電子ペーパー端末を買ってみましたが、なかなか見やすくて良かったです。
解像度(dpi)が低いのが不安でしたが、読書中に気になるレベルではありませんでした。 
不満は反応速度かな。これでも新プロセッサの導入で高速化したらしいけど、もう少しタッチしてからすぐにページがめくれるといいなと思いました。
あまり期待していなかっただけに、意外と満足度が大きかったです(笑。  

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