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ありがとう Xperia arc 2/2 [SONY]

Xperia arc レビューの後半です。

 DSC_0351.jpg

後半は液晶の品質に着目します。

個人的にはモバイ端末の中ではappleのRetinaディスプレイがとても好きです。なので第4世代iPod touchとXperia arcの液晶の違いを書いていきます。 (他に比較できる端末がないからとも言う。

  スペック

Xperia arc , iPod touch
サイズ : 4.2inch , 3.5inch
解像度  : 854×480 , 960×640
dpi : 240 , 326 
発売日 : 2011.3.24 , 2010.9.15 

 ※どちらの端末も輝度は最高にしています。Xperia arcはモバイルブラビアエンジンもオンにしています。画面の見え方は個人差、端末差があるのであくまで参考程度に見てください。

筐体サイズ DSC_0352.jpgarcの方がひとまわり大きい

画面サイズDSC_0353.jpgiPodは上下に大きなスペースがあるので、モニタのサイズは筐体のサイズ以上に差がある。

 テキスト  DSC_0359.jpgiPodの方がdpiが高いせいか文字が小さく表示されます。あと、モニタの色温度が違うのが分かります。xperiaは赤っぽく、iPodは青っぽく見えます。個人的に肉眼ではiPodの方が白く見えます。  

写真 DSC_0356.jpg

DSC_0357.jpg DSC_0358.jpg

カラーバーとか表示させれば良かったのですかね。DropBoxの中に入っていた3枚のサンプル画像を表示させてみました。

見え方については好みの問題があると思いますが、iPodの方が個人的には好きです。Xpeiaはく白とび、黒つぶれがみられます。 ただ、発色は良いので派手な色合いが好きな人には良いでしょう。Xperiaは黒の表示が素晴らしく、画が引き締まって見えます。

視野角1DSC_0383.jpg

DSC_0384.jpgDSC_0385.jpg 同じ画像を斜めから見てみます。どちらも黒が大きく浮いています。iPadは斜めから見ると黒く、Xperiaは白く見える感じ。

視野角2 (より深い角度)DSC_0388.jpg

DSC_0387.jpg

DSC_0386.jpgさらに斜めから見てみます。iPodはさっきとあまり変わらない感じ、Xpeiaは画が大きく破綻しています。

視野角3 (テキスト) DSC_0363.jpg文字を表示させると大きく差がでます。Xperiaは白い背景より黒い文字の方が明るく見えます。iPodは黒が浮いていますが、色味はさほど変わらず、この角度でも文字が読めます。

 DSC_0360.jpg横でなく下から覗いてみました。色味の違いがよく分かりますね。肉眼ではここまで違いは見えませんが、カメラではこのように写りました。 

DSC_0361.jpg かなり深くから覗き込んでもiPodの画面ではタイトルが読めます。 

 

dpi

 Xperiaの画面を拡大したところDSC_0364.jpg iPodの画面を拡大したところ DSC_0367.jpg モアレが盛大に出ていたのでちょっとピンとを外してモノクロにしました。 標準ブラウザの画面です。フォントが違いますが、Retinaの名は伊達じゃないですね。

液晶表面の模様?

画面に直射日光(強い光)があたると、角度によってこんな模様が見えます。DSC_0381.jpg 拡大すると。

DSC_0382.jpg 戻るボタンの大きさと比較してもらえば分かると思いますが、格子模様の一辺は1~2mmほどです。

始めは液晶保護フィルムのせいかと思ってましたが、剥がした後も見えます。僕の持っているガジェットの中では他にもSONYのタッチパネル搭載デジカメ(TX-55)でもこのような模様が見えたので、SONY製品のタッチパネルに共通する仕様なのかと考えています(違っていたらスミマセン)。普通に使う分には気になりませんが、屋外で画面を見ると気になります。

Xperiaもモデルによって液晶の品質の差が大きくあるようです。 この記事だけみるとXperiaの液晶が酷く見えますが、普段の使用には特に不自由していません。むしろRetinaディスプレイが素晴らしすぎると思ってもらえれば。ただ、尿液晶だのなんだの言われているのも事実で...

XperiaZは液晶のカラーマネージメントができる機能がついていたのにdocomo版は塞がれてしまったようで本当に残念です。ただZのdpiは440とRetinaディスプレイより圧倒的に高いのでとても期待しています。 

以上、後半のレビューでした。

そして2回に渡る駄文にお付き合いありがとうございます。Zは時間のある限りもっとたくさん書く予定なのでどうかお付き合いおねがいします。ただ、 この2回の記事を書くのに10時間近くかかったので、ここまで長い記事は年に数回しか書くことはないと思います笑

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そんなこんなで、文句もいろいろありますがXperia arcはとても気に入っている端末です。最近はオンスクリーンキーボードに加え画面の大型化で、どのスマホも似たりよったりに見えてしまいます。しかし、Xperia arcはスマートフォンが普及する前のチャレンジングでSonyEricsonらしい、素晴らしいデザインのスマートフォンでした。

春休み中はrootを取ってみたりと遊ぶつもりですが、今週で第一線を退き、来週からは隠居生活が始まります。(遊び用端末は既にiPod touchがいるので )

そう思うとちょっと寂しいなと思い、忘れないようにブログを書いてみました。(Zのレビュー練習も兼ねて) 

今までありがとう、そしてお疲れ様 Xperia arc! 

DSC_0374.jpg 


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ありがとう Xperia arc 1/2 [SONY]

前の記事にも書きましたが2月9日にXperia Zが発売されます。

僕は既に予約、機種変更手続きを済ませており、発売日に入手できるとの連絡も受けてます。そのため現在使用しているXperia arcを忘れないためにも、滅茶苦茶遅いですが、arcのレビュー(主に外観編)を書きたいと思います。

 Xperia arc DSC_0379.jpg Xperia arcは2011年3月24日に発売されたスマートフォンです。

2010年にXperia X10という機種がdocomoから発売されていたので、Xperiaブランドとしては2代目に当たります。(海外のみの販売機種を含めると8代目くらいかな。)

X10はdocomo初のスマートフォン?として話題になりましたが、OSが古い、複数のタッチを認識しないなどの問題があり、そこまで普及しなかった気がします。そしてX10年から1年後に発売されたのがこのarcです。

 あまりにも簡単すぎるスペック表

OS : android2.3.2(のち2.3.4までアップグレード)
CPU : 1GHzシングルコア
RAM : 512MB
ROM : 1GB
ディスプレイ : 4.2inch TFT液晶
解像度 : 854×48
重量 : 118g
バッテリィ : 1500mAh

2年経った今でも不自由なく...と書きたいところですが、かなりスペック不足を感じています。一番辛いのがRAMの少なさで、 アプリをSDカードに退避させたり、定期的に溜まったデータを消したりと努力していますが、メモリ不足警告がしょっちゅう出てきます(涙)

ただ、RAMの少なさを除けばほとんど不満はありません。逆に最近のスマホに比べて小さく軽いため持ちやすいです。劇的に軽くなったiPhone5が112gなので、それと殆ど同じ重さです。(因みにXperia Zは146g...)

それでは外観を見ていきましょう。

表面DSC_0319.jpg上部にはSonyEricsonロゴ、下部にはXPERIAロゴ。ミッドナイトブルーモデルを買いました。

 裏面DSC_0320.jpg端から端へとグラデーションがかかっています。ただ、指紋が付きまくりなので海外のマットなパネルを買ってつけていました。

DSC_5507.jpg下が、MOUMANTAIさんで買ったマットパネル。arcは海外パネルに付け替えるだけでキャリアのロゴを簡単に消すことができます。

 上部DSC_0322.jpgSonyEricsonのティーザー広告で出ていたアングルの写真。裏側にラウンドがついているのでとても薄いように見えます。

 左側面DSC_0324.jpg2年間ほぼ毎日使っていたのでメッキがはがれています(笑。 上部にはイヤホンジャック、体積の大きいジャックを横向きに配置することでarcデザイン、と薄型化に貢献してます。(正直使いづらい...)

 右側面DSC_0325.jpg 上からMicro-USB端子、ボリュームボタン、カメラボタン。こちらも損傷が激しいですね(笑。 

 上面DSC_0326.jpg 電源ボタンとMicro-HDMI端子。電源ボタンは小さいうえに出っ張っていないので、手探りで押すのは困難です。「ScreenOff」という電源ボタンの変わりになるアプリに助けられています。(電源オンは全面のホームボタンを使っています。)

 下面DSC_0327.jpg マイクとストラップホール。背面にいくにつれてテーパーしているので非常に持ちやすいです。 

 下部

DSC_0328.jpg物理ボタンがデザインのアクセントになっています。最近のオンスクリーンスマホにはできない芸当ですね。因みに、このボタン光ります。

 

DSC_0346.jpgぴかー。ボタン自体かマークが光ったらもっと格好良かったかも。 

 SonyEricsonロゴDSC_0335.jpg もう見ることはないSonyEricsonのロゴ。CDの裏面のように見る角度によって色が変わります。

DSC_0337.jpg 写真は室内で撮影したので暗いですが、直射日光を受けると、美しく反射します。このギミックは結構好きかも。

SonyEricsonマーク

こちらも、もう見ることはできなくなってしまいました。二重構造になっているので、こちらも外光に応じて光ります。DSC_0330.jpg

試しに照明を2つにするとDSC_0332.jpgこんな感じ。前面のロゴといい、良い意味で無駄に凝ってますね笑

 光るといえば、通知ランプ。写真の中に映っていますが、どこにあるか分かりますか?DSC_0340.jpgここです。

DSC_0339.jpg手に持つと全く見えません。机に置いていても殆ど見えません。ガラパゴスモデルのXperia acroは前面の右上に移動しましたがこれは 残念な仕様ですね。

カメラ DSC_0377.jpgExmor R for mobile搭載、810万画素で確かF2.4のレンズ。申し分ない映りです。ただ、位置が悪く、コンデジのように構えると左指がレンズをふさいでしまいます。僕はもう慣れましたけど。 

 中身DSC_0368.jpg Micro-SDカードは背面パネルを外さないとアクセスできません。バッテリィは1500mAh。当時は他の機種もそんなもんだったと思います。CPUも今の機種より貧弱ですし。

通学中、1時間ほどtwitter、ブラウジングをやっていると100%→50%になります。スタンバイでは1時間1%減る感じです。 大学ではいつでも充電できますし、大容量モバブに交換バッテリィを持っているので使いたいときにガンガン使っています。

 不具合について 

発売当初は不具合が多かったですね。僕の端末もバッテリィの調子が悪く、残量が60%を切ったら電源が落ちるとかいう謎現象もありました。買ってから一か月は2日に1回は勝手にリブートしてたと思います笑。その後、度重なるアップデートが行われ、今では何の問題もなく使えています。ハードの不良品もあったようですが、部品交換はしていないので、僕の端末は単純にソフトウェアの問題だったようです。

学生という身分上、緊急な連絡などほとんどないので寧ろ不具合を楽しんでいた感もあります。社会人だったらこうはいかないでしょうが。  

文句ばかり書いてしまった気もしますが、良い点もたくさんあり、とても愛着のある端末です。 

 

外観のレビューだけで終えるつもりが、もう一つ書きたいテーマがあったので、次の記事につづきます。 


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